遠距離介護・老人ホーム探し

公的支援・民間サービス・住み替えを段階的に整理する

遠距離介護・
老人ホーム探し

遠距離介護では、見守り機器だけで生活全体を支えることはできません。最初に親の住所を担当する地域包括支援センターへ相談し、介護保険や自治体の支援を確認します。そのうえで、見守り、訪問、家事、緊急駆けつけを組み合わせ、在宅生活の継続が難しくなったときは施設探しへ進みます。この記事では、役割の異なる5サービスと、資料請求・見学・契約までの確認事項を整理します。

広告について

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。商品・サービスの選定や評価は、広告掲載方針に基づいて行っています。

こんな人に向いています

離れて暮らす親の在宅支援と施設探しを、順序立てて進めたい方

  • 遠距離介護を始めるときの公的な相談先を知りたい
  • 見守り・訪問・家事・駆けつけの役割を分けたい
  • 自治体の緊急通報制度と民間サービスを比較したい
  • 在宅生活を続けるか、住み替えるか判断したい
  • 老人ホーム紹介サービスの仕組みを知りたい
  • 遠方から資料請求・見学・契約を進めたい
01
COMPARISON

遠距離介護を支える5サービスを役割別に比較

5サービスは同じ目的の商品ではありません。生活状況の確認、定期訪問、家事支援、緊急駆けつけ、施設探しのどこが不足しているかを確認し、必要な役割だけを組み合わせます。

表は横にスクロールできます
サービス 主な役割 訪問 家族への報告 緊急時の現地対応 親の操作 主な料金 利用条件
見守りプラス認知のアイシル センサー見守り・生活記録 定期訪問なし メール・LINE通知 駆けつけなし センサーは自動
生活記録はボタン
初期21,780円+月額2,178円から インターネット環境、またはルーター付モデル
ワタミの宅食 あんしんサービス 在宅確認・生活トラブル支援 みまもり付は週1回 みまもり付で報告 家族の依頼で在宅確認 基本操作なし 月額300~1,500円 郵便番号で提供地域を確認
スマイルプラス シルバーケア 家事・生活・付き添い支援 スタッフが訪問 依頼内容に応じて報告 緊急駆けつけではない 事前打合せが中心 4,180円/時間から+交通費 定期は1回2時間・週1回から
HOME ALSOK みまもりサポート 緊急通報・警備員駆けつけ 定期訪問なし 通知はオプションを含む 緊急ボタンで24時間対応 緊急・相談ボタン 初期0~70,565円+月額1,870円から 設置工事、回線、オプションを確認
シニアのあんしん相談室 老人ホーム検索・入居相談 見学同行は地域による 資料・候補施設を案内 緊急対応サービスではない 家族・ケアマネも相談可 相談・紹介・資料請求0円 紹介範囲と各施設の条件を確認

見守りプラス認知のアイシル

役割
センサー見守り・生活記録
訪問・駆けつけ
なし
家族通知
メール・LINE
料金
初期21,780円+月額2,178円から

ワタミの宅食 あんしんサービス

役割
在宅確認・生活トラブル支援
訪問
みまもり付は週1回
現地対応
家族の依頼で在宅確認
料金
月額300~1,500円

スマイルプラス シルバーケア

役割
家事・生活・付き添い支援
訪問
スタッフが訪問
緊急対応
緊急駆けつけではない
料金
4,180円/時間から+交通費

HOME ALSOK みまもりサポート

役割
緊急通報・警備員駆けつけ
家族通知
オプションを含む
現地対応
緊急ボタンで24時間対応
料金
初期0~70,565円+月額1,870円から

シニアのあんしん相談室

役割
老人ホーム検索・入居相談
家族対応
家族・ケアマネも相談可
見学
予約・地域により同行
料金
相談・紹介・資料請求0円
見守り通知と現地対応は別です

アイシルは家族へ異常を通知しますが、警備員の駆けつけはありません。ワタミの在宅確認は家族が依頼する方式で、室内へ入って安否を確認するサービスではありません。緊急時の現地対応まで必要な場合は、HOME ALSOK みまもりサポートの基本・オプション条件を確認します。

02
HOW TO CHOOSE

親ができないことと、家族が現地対応できない時間から選ぶ

STEP 1

介護保険・自治体制度で利用できる支援を確認する

親の住所を担当する地域包括支援センターへ、食事、服薬、入浴、掃除、外出、転倒、認知機能、家族の距離を伝えます。要介護認定やケアマネジャーへの接続、自治体の配食・緊急通報・見守り制度を確認します。

STEP 2

制度で埋まらない時間と作業を分ける

夜間の生活状況はセンサー、定期訪問は宅食や訪問見守り、掃除・調理・付き添いは家事支援、緊急時の現地確認は駆けつけサービスというように、役割を重ねずに整理します。

STEP 3

通知を受けた後に動く人を決める

家族へ通知されるだけのサービスでは、電話、近隣者への連絡、救急要請などを家族が判断します。夜間・休日に誰が一次連絡を受け、誰が現地対応を依頼するか決めます。

STEP 4

在宅継続が難しくなる条件を先に共有する

食事や服薬が続かない、夜間介助が必要、転倒や火の不始末が増えた、訪問のない時間を一人で過ごせないなど、施設探しを始める条件を親・家族・支援者で共有します。

03
SERVICE DETAILS

5サービスの機能・料金・契約条件

見守
カメラを使わず、生活リズムと室温の変化を確認する

見守りプラス認知のアイシル

見守りプラス認知のアイシルは、人感・照度・温度などのセンサーと、起床・服薬・食事を記録するボタンを組み合わせ、親の生活リズムを24時間365日クラウドへ蓄積する見守りシステムです。家族はスマートフォンやPCから日々の履歴や過去データとの比較を確認でき、異常時は登録した家族・協力者へメールやLINEで通知されます。室温上昇時の冷房促し、服薬・食事・体操などの音声による声かけにも対応します。カメラを使わず生活変化を把握できますが、警備員の駆けつけは含まれないため、通知後の連絡・現地確認体制を家族側で用意して使うサービスです。

単体モデル初期21,780円
単体モデル月額2,178円
見守り24時間365日

購入型は単体が初期21,780円+月額2,178円、モバイルルーター付が初期39,380円+月額3,278円。1年定額は単体33,000円/年、ルーター付55,000円/年(いずれも初期0円)。レンタルは単体初期13,200円+月額3,520円、ルーター付初期21,780円+月額5,060円です。価格はすべて税込です。

何ができる?

センサーで生活状況と室温を確認し、異常時にメールやLINEで家族へ通知します。起床、服薬、食事等のボタン記録、音声による服薬・食事・冷房・体操の促し、過去データとの比較に対応します。

どの家庭に向く?

カメラを置かず、夜間を含む生活リズムや室温の変化を確認したい家庭に向きます。家族が通知後の電話や現地確認を手配できることが前提です。

導入前の確認

単体モデルは親宅のインターネット環境が必要です。ボタン記録を使う場合は親本人が操作できるかを試し、警備員の駆けつけがないことも確認します。

良いところ

  • カメラを使わずに生活状況を確認できる。
  • 温度異常やセンサー異常を家族へ通知できる。
  • 服薬・食事・生活の声かけを設定できる。
  • スマートフォンとPCから過去データを比較できる。

先に知りたいこと

  • 認知症を診断する機器ではない。
  • 生活記録には本人のボタン操作が必要。
  • 異常通知後の連絡・現地確認は家族側で行う。
  • レンタルは2年以内の解約で違約金が発生する。
始め方
  1. 単体・ルーター付と契約方式を選ぶ
  2. 親宅の通信と設置場所を確認
  3. 家族の閲覧・通知先を登録
  4. ボタン操作と通知後の連絡を練習

契約・利用終了:1年定額は途中解約でも返金されず、終了時に貸出機器を返送します。レンタルは利用開始から2年間の途中解約で違約金が発生するため、契約方式ごとに確認してください。

見守りプラス認知のアイシルの料金・条件を確認する
訪問
連絡が取れないときの在宅確認と週1回の見守りを補う

ワタミの宅食 あんしんサービス

「ワタミの宅食 あんしんサービス」は、離れて暮らす家族が本人と連絡を取れないときの「在宅確認」、水回り・鍵・ガラスなどの生活トラブル支援、週1回の対面見守りをプランに応じて組み合わせるサービスです。在宅確認を依頼すると提携先の作業員が登録住所へ訪問して在宅状況を確認し、「みまもり付き」では原則週1回、まごころスタッフが日常会話を交えながら5つの質問を確認して家族へ報告します。警備会社の自動通報ではなく、家族などから依頼して動く仕組みで、玄関を開錠して室内へ立ち入る安否確認サービスではありません。

月額300~1,500円
在宅確認月1回まで込み
定期訪問みまもり付

在宅確認プラン300円/月・みまもり付き1,100円、サポートプラン800円・みまもり付き1,300円、あんしんプラン1,000円・みまもり付き1,500円。在宅確認は月1回までプラン料金内で、月2回目以降は8:00~20:00が8,800円、20:00~翌8:00が12,100円です。遠方費用が別途かかる場合があります。価格は税込です。

何ができる?

専用窓口へ家族が依頼すると、提携作業員が登録住所を訪問して在宅状況を確認します。みまもり付は、まごころスタッフが週1回訪問し、確認内容を家族へ報告します。

どの家庭に向く?

日常は電話で連絡できるものの、連絡が取れないときに遠方の家族だけでは玄関先の状況を確認できない家庭や、週1回の対面確認を加えたい家庭に向きます。

導入前の確認

在宅確認は玄関を開錠して室内へ入るサービスではありません。郵便番号による対象地域、現地までの遠方費用、生活トラブルの対象範囲を確認します。みまもり付きは週1日で、土曜日・祝日は一部対象外エリアがあります。支払いはクレジットカードです。

良いところ

  • 家族から依頼して在宅状況を確認できる。
  • みまもり付は週1回の訪問と家族報告がある。
  • 水回り・鍵・ガラス等の生活トラブルをプランで補える。
  • 契約者と利用者を別に指定できる。

先に知りたいこと

  • 在宅確認は家族が依頼する方式で、自動出動ではない。
  • 月2回目以降の在宅確認には追加料金がかかる。
  • 室内へ立ち入って安否を確認するサービスではない。
  • 利用できるサービスと価格は地域で異なる場合がある。
始め方
  1. 郵便番号で提供地域を確認
  2. 通常・みまもり付と対象範囲を選ぶ
  3. 契約者・利用者・登録住所を設定
  4. 家族が在宅確認を依頼する条件を共有

契約・利用終了:契約期間は1年で、期間満了30日前までに終了手続きがなければ1年更新です。休止・解約は可能ですが、月途中の終了・休止でも日割り返金はありません。

ワタミの宅食 あんしんサービスの料金・条件を確認する
生活
掃除・調理・買い物・付き添いを訪問スタッフへ依頼する

スマイルプラス シルバーケア

スマイルプラス シルバーケアは、介護保険外の訪問サービスとして、掃除・洗濯・買い物・話し相手に加え、プランに応じて料理、外出支援、入院付き添い、身体介護、24時間看護などを依頼できるサービスです。専属コーディネーターが希望内容を聞き取り、定期利用は1回2時間・週1回から、急な利用向けのスポットプランも用意されています。公式では47都道府県対応と案内していますが、地域・日時・必要資格によってスタッフの手配状況は変わります。緊急通報や警備員の駆けつけではなく、家族が現地で担えない家事・付き添い・生活支援を人の手で補う用途に向きます。

基本料金4,180円/時間~
定期利用1回2時間
交通費1,100円/回

定期利用は1回2時間・週1回から。スタンダード4,180円/時間(東京・神奈川5,500円)、プレミアム4,620円(同6,000円)、身体介護付き5,280円(同6,500円)、VIP7,700円(同8,500円)。交通費1,100円/回、土日祝+550円/時間、18時以降+770円/時間です。スポットは2時間13,000円、3時間15,000円で交通費込み。価格は税込です。

何ができる?

家事と買い物を補い、会話、外出支援、入院付き添い等を依頼できます。プランにより調理、身体介護、看護師等の有資格者対応、健康相談関連の支援も選べます。

どの家庭に向く?

介護保険サービスだけでは不足する掃除・調理・買い物や、家族が遠方で対応しにくい通院・入院の付き添いを、定期または単発で補いたい家庭に向きます。

導入前の確認

依頼したい作業を具体化し、介護保険サービスとの重複、資格者の必要性、スタッフの移動費、地域ごとの料金、鍵預かり、キャンセル条件を見積書で確認します。

良いところ

  • 掃除・調理・買い物から付き添いまで相談できる。
  • 全国47都道府県を対応地域として案内している。
  • 入会金・年会費がかからない。
  • 定期利用と単発利用を選べる。

先に知りたいこと

  • 緊急通報や24時間の駆けつけサービスではない。
  • 交通費、土日祝、夜間、資格者指名等の加算がある。
  • 地域やスタッフ状況により希望日時へ対応できない場合がある。
  • 公式ページと規約の料金条件は見積時に再確認が必要。
始め方
  1. 親が困っている家事・付き添いを一覧化
  2. コーディネーターへ希望地域と日時を相談
  3. プラン・加算・キャンセル条件を確認
  4. 初回利用後に家族への報告方法を調整

契約・利用終了:定期利用の変更・キャンセル・終了条件は、申込時の契約書と最新の利用規約で確認します。月額換算ではなく、利用時間・交通費・加算を含む総額で比較してください。

スマイルプラス シルバーケアの料金・条件を確認する
緊急
本人の緊急通報から警備員の駆けつけまで備える

HOME ALSOK みまもりサポート

HOME ALSOK みまもりサポートは、高齢者宅に専用コントローラーを設置し、体調不良や転倒などの際に本人が緊急ボタンを押すとALSOKへ通報され、24時間365日警備員が駆けつけるサービスです。相談ボタンからは看護師や社会福祉士などが常駐するヘルスケアセンターへ健康・介護について相談でき、持病やかかりつけ医を事前登録して救急搬送時の情報引継ぎにも役立てられます。さらにペンダント型ボタン、火災感知、ライフリズム監視、家族への見守り情報通知などをオプション追加でき、家族が遠方ですぐ現地へ向かえない時間の初動を専門会社で補いたい家庭に向きます。

お買い上げ月額1,870円
レンタル月額2,838円
ゼロスタート月額3,069円

基本料金はコントローラーのみ。お買い上げは初期70,565円+月額1,870円、レンタルは初期13,365円+月額2,838円、ゼロスタートは初期0円+月額3,069円。例としてライフリズム監視は月額+330円/+627円/+715円、みまもり情報提供は+550円/+1,177円/+1,232円で、機器費・工事費もプランにより加算されます。価格は税込です。

何ができる?

本人が緊急ボタンを押すと警備員が駆けつけ、登録した持病・かかりつけ医情報を救急隊員への引継ぎに役立てます。相談ボタンでは看護師や社会福祉士等の資格を持つスタッフへ24時間相談できます。コントローラーは熱中症リスクや緊急速報を本人へ音声で知らせ、家族への見守り情報通知はオプションで追加できます。

どの家庭に向く?

家族が遠方で、転倒や急な体調不良時に現地へ向かえず、本人がボタンで助けを呼べる仕組みと警備員の駆けつけを備えたい家庭に向きます。

導入前の確認

基本プランだけで必要な機能が揃うとは限りません。みまもりサポートは一般加入電話回線と電源が基本で、電話回線がない場合はALSOKのLTE回線をオプションで用意できます。ペンダントボタン、火災、家族通知、ライフリズム異常時の自動駆けつけも含め、必要な機能と総額を見積りで確認します。

良いところ

  • 緊急ボタンから警備員が24時間365日駆けつける。
  • 看護師資格者へ健康・介護相談ができる。
  • 電話回線がない家庭はLTE回線を追加できる。
  • 生活リズム異常時の自動駆けつけを追加できる。

先に知りたいこと

  • 基本料金はコントローラーのみの金額。
  • 家族通知や各種センサーはオプションを含む。
  • 設置工事と契約手続きが必要。
  • 本人がボタンを押せない状況には別のセンサー検討が必要。
始め方
  1. 緊急・相談・自動検知の必要範囲を整理
  2. 訪問相談で回線・機器・費用を見積り
  3. 契約後に工事日を調整して設置
  4. 親とボタン操作・家族連絡を練習

契約・利用終了:契約期間は5年で、その後は1年単位の自動更新です。契約期間中の途中解約では解約金が発生する場合があります。転居や施設入居の可能性がある場合は、移設・撤去・解約の費用も申込前に書面で確認してください。

HOME ALSOK みまもりサポートの料金・条件を確認する
施設
条件整理・資料請求・見学予約を相談員と進める

シニアのあんしん相談室

シニアのあんしん相談室は、老人ホーム・介護施設を探す本人や家族、ケアマネジャーが無料で利用できる入居相談サービスです。希望地域、予算、要介護度、認知症、医療対応、入居時期などを相談員へ伝えると、全国約6,000施設の紹介対象から候補を提案し、複数施設の資料請求、空室確認、見学予約、見学同行、施設への質問や辞退連絡まで支援します。電話・メール・対面で相談でき、平日・土日祝の9時~18時に受付しています。紹介された施設だけで決めず、公的な介護サービス情報、重要事項説明書、現地見学と組み合わせて判断するための入口として使うサービスです。

相談・紹介0円
受付時間9:00~18:00
紹介対象約6,000施設

相談・資料請求・見学予約・見学同行などは利用者負担0円で、紹介先施設からの紹介手数料で運営されています。平日・土日祝9:00~18:00受付。開設20年以上・相談実績8万件、全国約6,000施設から案内すると公式サイトで公表しています。施設への入居費用は別です。

何ができる?

電話・メール・対面で状況を伝え、相談員から候補施設の提案と資料を受け取れます。施設への質問、見学予約、地域により見学同行、入居検討の相談まで進められます。

どの家庭に向く?

施設の種類、費用、医療対応、空室を一件ずつ遠方から調べる負担を減らし、家族やケアマネジャーが候補を絞り込みたい場合に向きます。

利用前の確認

紹介可能な施設の範囲、同行可能地域、紹介手数料で運営される仕組みを確認し、介護サービス情報公表システム等の公的情報とも照合します。なお、公式サイトでは特別養護老人ホームは紹介対象外と明記されています。

良いところ

  • 家族やケアマネジャーから相談できる。
  • 希望条件から複数施設の資料をまとめて受け取れる。
  • 見学予約と地域による見学同行を依頼できる。
  • 相談から入居検討まで利用者負担がない。

先に知りたいこと

  • 相談サービスは施設の品質や入居後の生活を保証しない。
  • すべての施設が紹介対象ではなく、特別養護老人ホームは紹介を行っていない。
  • 同行等は地域により対応できない場合がある。
  • 最終的な契約内容と費用は家族が施設ごとに確認する。
始め方
  1. 地域・予算・身体状況・医療条件を整理
  2. 家族またはケアマネから入居相談
  3. 候補施設の資料と空室を確認
  4. 見学・比較・重要事項説明を経て判断

利用終了:相談・資料請求・見学予約等に月額契約はありません。紹介サービスの利用をやめる場合と、候補施設への申込みを取り下げる場合は別の手続きになるため、それぞれの連絡先へ伝えます。

シニアのあんしん相談室の相談内容・条件を確認する
04
STARTING REMOTE CARE

遠距離介護は地域包括支援センターへの相談から始める

地域包括支援センターは、市町村が設置する高齢者の総合相談窓口です。親の住所を担当するセンターへ、本人の生活状況と家族が遠方にいることを伝えます。家族だけで介護計画を決めず、利用できる制度と地域の支援者を先に確認します。

  1. 生活状況を一枚にまとめる

    食事、服薬、入浴、排泄、掃除、買い物、外出、転倒、認知機能、持病、かかりつけ医を整理します。

  2. 要介護認定の必要性を相談する

    本人の状態に応じて、申請方法、訪問調査、主治医意見書、認定後のサービス利用を確認します。

  3. 自治体独自の制度を確認する

    緊急通報、配食、見守り、紙おむつ、移送、住宅改修等は自治体で対象条件と費用が異なります。

  4. 現地の連絡先を共有する

    ケアマネジャー、医療機関、訪問サービス、近隣親族、管理会社等、本人の同意を得て連絡順を決めます。

  5. 家族ができないことを伝える

    帰省できる頻度、夜間対応の可否、費用負担、兄弟姉妹の役割を隠さず伝え、無理な計画を避けます。

  6. 緊急時と通常時を分ける

    日常の相談、急な体調不良、連絡不能、生命に関わる危険で、連絡先と行動を分けます。

地域包括支援センターを検索する
05
HOME SUPPORT

在宅介護を支えるサービスの分担

一つのサービスへすべてを任せず、日常支援、見守り、現地対応、家族の管理を分けます。介護保険の対象になる支援と、全額自己負担の民間サービスを同じ表で管理すると、重複と空白を見つけやすくなります。

介護保険サービス

訪問介護、通所介護、福祉用具、住宅改修等を、認定結果とケアプランに沿って利用します。

食事・定期訪問

宅食、配食、訪問見守りを使い、受取り状況や対面確認の報告範囲を決めます。

家事・付き添い

掃除、調理、買い物、通院、入院手続きなど、家族が現地でできない作業を補います。

センサー見守り

活動量、室温、生活記録を遠隔確認し、通知後に誰が本人へ連絡するかを決めます。

緊急通報・駆けつけ

本人操作、自動検知、家族依頼のどの方式かを確認し、救急要請との違いを共有します。

家族の管理

契約、支払い、連絡記録、薬・診療情報、帰省、施設検討を兄弟姉妹で分担します。

06
PUBLIC & PRIVATE

自治体の緊急通報制度と民間サービスの違い

表は横にスクロールできます
確認項目 自治体の制度 民間サービス
利用対象年齢、独居・高齢者世帯、要介護度、所得等の条件が自治体ごとに異なる各社の契約条件と提供地域を満たせば申込みやすい
費用無料・一部負担・所得別など自治体で異なる初期費用、月額、工事、出動、通信等を契約者が負担
通報方法貸与機器、固定電話、ペンダント等、制度により異なるボタン、センサー、アプリ、家族依頼等から選べる
通報後の対応委託先、協力員、家族、救急等の連絡順を確認する警備員駆けつけ、家族通知、玄関先確認などサービスで異なる
家族の役割協力員登録や緊急連絡先を求められる場合がある通知後の電話・現地依頼を家族が行うサービスも多い
変更・終了転居、施設入居、資格要件の変化時に自治体へ届出契約期間、違約金、機器返却、撤去費を確認
制度名だけで駆けつけ内容を判断しない

「緊急通報」「見守り」という名称でも、通報先が家族だけの場合、委託先が電話確認する場合、協力員が必要な場合などがあります。親の自治体へ、利用条件、通報後の連絡順、夜間・休日、鍵の扱い、現地へ来る人、費用を確認してください。

07
MOVE DECISION

見守りだけでは難しくなったときの住み替え判断

見守り機器は、食事を用意したり、排泄・入浴を介助したり、夜間に転倒した本人を起こしたりするものではありません。次の状態が続く場合は、サービスを増やすだけでなく、在宅の支援体制と住み替えを同時に検討します。

食事・服薬

食事を取れない、薬の飲み忘れや重複が続き、声かけだけでは管理できません。

転倒・徘徊

転倒、道迷い、外出後の帰宅困難が増え、訪問のない時間を一人で過ごせません。

夜間介助

排泄、体位変換、不穏、急な体調変化など、夜間も継続的な対応が必要です。

火・水・戸締まり

火の消し忘れ、水漏れ、施錠忘れが繰り返され、機器だけでは危険を減らせません。

家族の対応力

連絡や緊急帰省が続き、仕事・健康・家計への負担で家族の対応を維持できません。

住環境

段差、浴室、階段、寒暖差等の危険が大きく、住宅改修や介助者の配置が難しい状態です。

孤立・不安

本人が強い不安や孤独を訴え、訪問や通所を増やしても一人暮らしが安定しません。

医療対応

医療処置や状態観察が必要になり、自宅で安全に継続できる体制を作れません。

本人の意思を確認し、急変時だけで決めない

施設入居は住まいと生活全体が変わる選択です。本人の希望、医療・介護上の必要性、家族の対応力、費用、地域とのつながりを、地域包括支援センター、ケアマネジャー、医療機関等と確認してください。

08
HOUSING TYPES

高齢者向け住まいは介護・医療・費用で分ける

表は横にスクロールできます
住まい・施設 主な特徴 確認すること
特別養護老人ホーム常時介護が必要な方を対象とする公的施設。原則要介護3以上で、例外要件があります。待機状況、優先度、医療対応、看取り、居住費・食費
介護付き有料老人ホーム施設が介護サービスを提供する有料老人ホーム。人員配置、追加介護費、医療処置、要介護度上昇時、退去条件
住宅型有料老人ホーム生活支援を受けながら、介護は外部事業者等と契約して利用する住まい。介護費の総額、夜間体制、外部サービスの選択、重度化対応
サービス付き高齢者向け住宅安否確認と生活相談を備える登録住宅。介護の提供方法は住宅ごとに異なります。介護・食事の別契約、夜間職員、医療連携、更新・退去条件
認知症グループホーム認知症の方が少人数で共同生活し、日常生活の支援を受ける地域密着型サービス。認知症の診断、住所要件、医療対応、看取り、費用
ケアハウス家庭環境や経済状況等により自宅生活が難しい高齢者向けの住まい。入居条件、所得に応じた費用、介護の提供方法、待機状況
介護医療院長期的な医療と介護の両方を必要とする方の生活施設。医療必要度、入所判定、療養内容、家族面会、退所・看取り

同じ名称でも、職員配置、夜間対応、医療処置、看取り、追加費用は施設ごとに異なります。施設種別だけで決めず、本人の状態と将来の変化に対応できるかを確認します。

09
REFERRAL SERVICE

老人ホーム紹介サービスの仕組みと使い方

紹介サービスでは、希望地域、予算、要介護度、認知症、医療処置、入居時期等を伝え、条件に合う施設の提案を受けます。相談者の利用料が無料でも、施設から紹介事業者へ費用が支払われる場合があるため、紹介範囲と選定基準を確認します。

  1. 本人と家族の条件を整理

    地域、総予算、個室、食事、医療、認知症、看取り、面会、入居時期を分けます。

  2. 身体状況を正確に伝える

    要介護度、歩行、排泄、食事、服薬、医療処置、行動・心理症状を隠さず伝えます。

  3. 候補と紹介理由を聞く

    なぜ条件に合うのか、紹介できない施設があるか、空室情報の確認日を聞きます。

  4. 複数施設の資料を比較

    月額表示だけでなく、介護・医療・日用品・加算を含む総額を比較します。

  5. 見学予約と質問を依頼

    家族が遠方であることを伝え、同日に複数見学できるか、オンライン相談が可能か確認します。

  6. 公的情報とも照合

    介護サービス情報公表システム、自治体、施設の重要事項説明書で運営情報を確認します。

介護サービス情報公表システムを確認する
10
SHORTLIST

遠方から施設を絞り込む条件

毎月の総額

家賃・管理費・食費だけでなく、介護保険自己負担、医療、薬、おむつ、洗濯、理美容等を含めます。

家族の移動

自宅からの所要時間、駅・空港・高速道路、冬季や災害時の交通、宿泊の必要性を確認します。

重度化への対応

要介護度が上がった場合、認知症が進んだ場合、車いすや寝たきりになった場合に継続入居できるか確認します。

医療・看取り

看護職員の時間帯、夜間連絡、協力医療機関、服薬・インスリン等の対応、看取り方針を確認します。

面会・外出

面会時間、予約、オンライン面会、外泊、家族の宿泊、緊急時の連絡方法を確認します。

退去・返還

入院長期化、医療行為、迷惑行為、費用滞納等の退去条件と、入居一時金の返還方式を確認します。

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DOCUMENTS & TOUR

資料請求・見学で確認すること

パンフレットだけでは、追加費用、夜間体制、退去条件まで分かりません。料金表、重要事項説明書、契約書案を入手し、見学では資料と実際の運営が一致するかを確認します。

資料請求で確認する項目

入居時費用

入居一時金、敷金、保証金、前払金、償却期間、初期償却、返還金の計算方法。

毎月の固定費

家賃、管理費、食費、水道光熱費、共益費、生活支援費と、欠食時の扱い。

追加費用

介護保険自己負担、医療・薬、おむつ、洗濯、理美容、通院同行、レクリエーション等。

職員・医療体制

介護・看護職員の配置、夜間人数、協力医療機関、医療処置、認知症、看取りへの対応。

入居・退去条件

要介護度、保証人、身元引受人、入院中の費用、長期入院、重度化、退去勧告の条件。

重要事項説明書

運営法人、料金、職員配置、事故、苦情、退去、前払金保全等の説明を読みます。

見学で確認する項目

入居者と職員

挨拶、声かけ、表情、忙しさ、入居者への接し方を時間帯を変えて確認します。

居室・共用部

段差、手すり、トイレ、浴室、臭い、清掃、温度、ナースコール、避難経路を確認します。

食事・介助

献立、形態食、アレルギー、食事介助、欠食、家族同席、追加料金を確認します。

夜間・緊急時

夜勤者数、看護職員不在時、救急搬送、家族への連絡、災害時の体制を確認します。

医療・認知症

通院、往診、服薬、医療処置、行動・心理症状、身体拘束、看取りの方針を確認します。

契約説明

総額、値上げ、退去、返還金、苦情窓口、事故時対応を口頭だけでなく書面で確認します。

見学当日に契約を急がない

空室が少ないと言われても、重要事項説明書と契約書案を持ち帰り、本人・家族・支援者で確認します。申込金や予約金を支払う場合は、返金条件とキャンセル期限を書面で確認してください。

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FAMILY ROLES

遠距離介護と施設探しの家族分担

  1. 親本人との相談担当

    希望、拒否理由、不安、譲れない条件を聞き、家族の都合だけで結論を決めません。

  2. 地域の支援者との連絡担当

    地域包括支援センター、ケアマネジャー、医療機関、訪問サービスとの窓口を一本化します。

  3. 緊急連絡の一次担当

    夜間・休日を含め、通知を最初に受ける人、連絡不能時の次の人、現地対応の依頼先を決めます。

  4. 費用・契約担当

    介護費、民間サービス、施設費、帰省交通費を記録し、契約期間と更新日を管理します。

  5. 施設比較・見学担当

    資料の共通比較表を作り、質問を集約し、本人が見学できる日程と移動を調整します。

  6. 兄弟姉妹への共有担当

    電話だけでなく、決定事項、費用、次の行動、期限を同じ記録で共有します。

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ACTION FLOW

相談・在宅支援・施設探しまでの流れ

  1. 親の生活状況を確認

    できること、できないこと、危険、本人の希望、家族の距離と対応力を整理します。

  2. 地域包括支援センターへ相談

    介護保険、自治体制度、要介護認定、地域の支援先を確認します。

  3. 公的サービスを組み立てる

    ケアマネジャー等と、訪問・通所・福祉用具・住宅改修の必要性を検討します。

  4. 不足部分へ民間サービスを追加

    見守り、訪問、家事、駆けつけを必要な時間と役割だけ追加します。

  5. 緊急時の連絡順を決める

    通知、本人への電話、近隣確認、警備員、救急等の判断条件を共有します。

  6. 住み替えを始める条件を共有

    食事、服薬、夜間介助、転倒、火の不始末、家族負担等の基準を決めます。

  7. 公的検索と紹介サービスで候補を探す

    地域、予算、介護・医療、移動時間から複数施設を絞ります。

  8. 資料・重要事項説明書を比較

    入居時費用、毎月総額、職員、医療、退去、返還金を同じ項目で比べます。

  9. 本人と見学する

    生活の雰囲気、食事、居室、夜間体制、職員の対応を確認します。

  10. 契約前に最終確認

    本人の意思、費用負担、身元引受、退去条件、在宅サービスの解約日を確認します。

よくある質問

遠距離介護は最初にどこへ相談しますか?

親の住所を担当する地域包括支援センターへ相談します。高齢者の総合相談、介護予防、権利擁護、地域の制度・サービスへの接続を担っています。

家族が遠方から要介護認定を相談できますか?

家族から地域包括支援センターや市区町村の介護保険窓口へ相談できます。申請方法、本人確認、訪問調査への立会い等は自治体へ確認してください。

見守りサービスだけで介護の代わりになりますか?

なりません。見守りは生活状況の確認や通知を補いますが、食事、排泄、入浴、移動、医療、夜間介助を提供するものではありません。

自治体の緊急通報制度は誰でも使えますか?

対象年齢、世帯、要介護度、所得、協力員等の条件が自治体ごとに異なります。親の住所地へ利用条件、費用、通報後の対応を確認してください。

親が緊急ボタンを押せない場合はどうしますか?

本人操作だけに頼らず、生活リズムセンサー、自動通報の有無、定期訪問、家族からの依頼型確認を組み合わせます。自動対応の条件はサービスごとに確認します。

老人ホームを検討し始める目安はありますか?

食事・服薬管理、転倒、夜間介助、火の不始末、医療対応、家族の緊急帰省などが増え、在宅の支援体制を安全に維持できない場合は検討を始めます。

老人ホーム紹介サービスは本当に無料ですか?

シニアのあんしん相談室は、相談、資料請求、見学予約等を利用者負担0円と案内しています。入居する施設の費用は別に必要です。

紹介サービスだけで施設を決めてもよいですか?

紹介された候補だけで決めず、介護サービス情報公表システム、自治体、施設の重要事項説明書、現地見学で照合してください。

資料請求は家族が代理でできますか?

家族から資料請求や相談ができるサービスがあります。本人情報を伝える際は、可能な範囲で本人の同意を得て、利用目的と共有先を確認してください。

月額料金以外に何を確認しますか?

入居一時金、介護保険自己負担、医療・薬、食費、管理費、水道光熱費、おむつ、洗濯、理美容、通院同行、退去時費用、返還金を確認します。

まとめ|公的支援を先に確認し、不足部分だけを補う

遠距離介護は、地域包括支援センターへの相談から始めます。介護保険と自治体制度を確認し、生活状況はアイシル、訪問と在宅確認はワタミ、家事と付き添いはスマイルプラス、緊急駆けつけはHOME ALSOKというように役割を分けます。在宅生活の継続が難しくなったら、シニアのあんしん相談室と公的検索を併用し、費用・介護・医療・退去条件を資料と見学で確認してから施設を選びます。

参照した公式情報

サービスの機能、料金、契約条件は2026年8月14日時点。料金、対応地域、提供条件、施設情報は変更される場合があるため、申込み・契約前に各公式ページと最新の契約書類で確認してください。

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